鳩山邦夫代議士が総務大臣更迭(実際は自ら辞職しましたが、事実上の)に伴い、郵政社長人事が混迷しております。 事態を収拾出来ない麻生総理のリーダーシップの欠如は明白であり、政権担当能力が無い事をまた露呈してしまったといえるのではないでしょうか
さて、この問題には2つポイントがあると考えます。
(1) かんぽの宿等の売却額が妥当であったといえるかどうか?
グリーンピア等に代表される2000億に上る施設がバッタバッタと数億円で投げ売りされていくのはどうか、という議論がありますが、 そもそもコスト意識が皆無の官僚が何千億もかけて作った施設がそんなに価値が今の時代につく訳がないのではないでしょうか? 人口減少と経済縮小の中でこの国の土地の値段は今後、急落していく事さえあれ、上がる要素は無いと思われるからです。
(2) 民間経営判断に政治介入がどこまで許されるのか?
私は民主党の政治家なので、郵政民営化には反対しましたが国民は郵政民営化せよと大合唱したのは事実。そしてそれが2005年9月の総選挙で自民党圧勝という結果で表れた。 私はこの民意は受け止めなければならないと思う。 今後の争点はどのように民営化された日本郵政を市場経済の中で安定させて上場までこぎつけていくか、国際市場で戦う競争力をつけていくためには何が必要かという事を議論し、更にはへき地や離島等のコストに見合わない郵便ネットワークの構築をどのように進めていくか、という政策提言を政治はしていくべきではないでしょうか
と考えていくとここで西川社長をやめさせて、民間人を使い捨てにするのも私個人はいかがなものかという印象を受けます。 今、景気が悪いのは別に西川社長が悪い訳ではないですからね。
まあ、むしろ旧郵政省官僚が腐りきっていた放漫体質の膿がこのように噴出してきたのではないか、と思います。
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